癌のお話し①

【癌とストレス】~その①~


日本では死因の第1位が癌であり、もう決して珍しい病気ではなくなりました。

もっと言えば、私たちにとって大変身近な病気と言えるんじゃないでしょうか。

 

癌は「悪性新生物」と呼ばれていますので、近年になってからの病気のように思われがちですが、エジプトのミイラから癌が見つかっていることからも、太古の昔から存在する厄介な病気なのです。

 

もちろんその時代は癌が死亡原因の第何位だったのか、また全体の何%を占めていたのかは不明ですし、近年になって癌の罹患率や死亡率が上がってきたのは確かだと思います。

 

癌患者さんが何故癌になったのかは、様々な理由や要因があると思いますが、その原因を探るべくある病院のドクターが癌の入院患者さんに癌が発症した前後の頃のお話を聞いたそうです。

生活環境であったり食生活であったりを延べ数百人から。

 

するとその約8割の患者さんが、癌が発症した半年くらい前に大きなストレスを感じていたことが判明したんです。これは凄い数字ですよね!

ただ一口にストレスと言っても、ストレスにも色々な種類があるので、それを先ずお伝えしますね。

 

<外的要因>

●物理的ストレス(夏の暑さや冬の寒さなど)

●環境的ストレス(車や飛行機による騒音など)

●肉体的ストレス(病気やケガなど)

<内的要因>

●睡眠のストレス(睡眠不足や熟睡できないなど)

●生活のストレス(不規則な仕事や夜更かしなど)

●その他のストレス(生理痛など)

<精神的要因>

●仕事(転勤・残業・セクハラなど)

●学校(入学・転校・成績不振・いじめなど)

●家庭(結婚・離婚・同居・DVなど)

●人間(親戚、ご近所、社内などの付き合い)

                              

細かく区分すればもっと種類はあると思います。

ただ身内が病気や事故などで亡くなった場合に感じるストレスが、一番大きいのかもしれません。

ご夫婦のどちらかが先に病気などで亡くなったあとで、その1年後くらいに跡を追うように癌になって亡くなった、という話も聞きますしね。

 

では食べ物やタバコ・お酒といった嗜好品の影響はどうなのでしょうか?

昨今、コンビニ弁当は添加物だらけだ、とか、ファーストフードのハンバーガーは放置していても腐らないほど防腐剤を使っていて、どれも発ガンや病気のリスクが高い、と言われています。


もちろんコンビニ弁当などを毎日3食食べ続けたら、内臓が弱りアレルギーも出るでしょうし、皮膚にも影響が出るはずです。

ただコンビニ弁当に入っている野菜や肉・魚には、通常含まれている栄養素(ビタミンやミネラル)が保存や調理・加工の段階で、その大半が失われているので、アレルギーや癌の発症の前に、2週間くらいで栄養失調になるでしょうけど・・・。

 

こういった栄養価も少なく、アレルギーやガンの発症の危険性が高いものは、当然食べないに越したことはありません。

でも私はコンビニ弁当やハンバーガーを全否定するつもりもありませんし、無添加や有機野菜などの体に優しく、病気のリスクの無い食べ物じゃなきゃ、と言うつもりもありません。

 

その理由につきましては【癌とストレス】~その②~でお話ししますね。